カラスにお薬を持って行かれた。 ー お薬の紛失にご注意 ー

  • 2014.06.01 Sunday
  • 19:00
医科点数
 当院を受診され、お薬を処方した70歳代の女性の方が、カラスに薬を持っていかれたと再来院されました。
 私たちが青本と呼んで、保健点数請求の基礎としている医科点数表の解釈の通則に、以下のように記載されています。

(薬品の紛失)
 被保険者が保険医より薬品の授与を受け、持ち帰りの途中または自宅に置いて薬品を紛失ために(天災地変の他やむを得ない場合を除く。)保険医が再交付した場合は、 その薬剤の費用は、 被保険者の負担とする。
 
 東北厚生局に確認したところ、やむを得ないとは、地震・津波・火事などの災害のために紛失した事をさすとの事です。今度のようなカラスに持っていかれたとか、盗難にあった場合には当てはまらないということでした。高齢者の方でしたので、保健点数の1割負担で診察・投薬を受け、薬剤費も一割負担で支払いました。お薬をカラスに持って行かれたため、再発行の際には、処方せんの再発行を10割負担、薬局で薬剤も10割負担の支払いになってしまいました。
 
 このような薬剤の紛失の際には、保険の1割ないし3割負担ではなく、全額支払わなければなりません。
処方されたお薬は大切に扱わなければならない.また悪用される可能性があるため、このような厳しい規則になってるんだとは思います。それでも盗難等の事実がはっきりした場合には、もう少し何とかならないのかなという気もします。
 薬剤を紛失の際の、再発行は金銭的負担が大きくなります、処方された薬品は紛失しないよう、十分にご注意下さい。 

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